2025.03.20
迷鳥の行方

3月にはりいしゃで開催した個展
「詩の生まれる森へーその鳥がみたものー」
のために生まれた作品について
「迷鳥の行方」
この作品のタイトルです。
これは、私がいつもおせわになっている、鳥の先生、小学5年生の万智さんが、こども電話相談室で投げかけていた質問からインスパイアされて生まれた作品です。
渡り鳥の群れからはぐれて迷ってしまう、迷鳥。
迷ったかれらは、その後一体どうなってしまうのか。
彼女が尋ねると、
迷鳥は、しばしば行先を見つけられず、息絶えてしまう個体もいるのだけれど、迷う鳥のおかげで渡り鳥は、新たな生息地を見出したりすることがある。
なので迷う個体がいることは、渡り鳥にとってとても必要なこと。
との答えが返ってきました。
鳥は人間がおもっている以上に賢くて、星空によって方角を見定める能力もある。とも。
私も万智さんと一緒になって、その答えに安堵とともに感動を覚えたのでした。
それからずっと、迷鳥というものが心にのこり、この作品に変わったということなのです。
人もまた、当たり前の価値観の群衆からはぐれて迷う個、がいるけれど、それもまた必然なのだと、教えてもらえた気もして。
そしてまた、詩人の 皆川 輪 さんも、そのエピソードからインスパイアされ、やはり詩の作品を生み出してくれました。
その作品はまたの機会に。