こんにちは。
みなさまいかがお過ごしですか。
私はと言えば越前海岸でも、大好きな文学に触れながら作品に向かっています。
環境が変わって、これまでは出会えなかった情景に、自身の作品の中で出会っています。

今手に取っている本は、ディキンスンの詩集。
ここは日本海なので、時代も国も違い、ディキンスンが見ていた風景とはだいぶ異なるかとは思いますが、

朝まだき

とは、朝早く、という意味。
朝早くに起きて、犬と一緒に海辺を歩く。
そんな暮らしが実現するとは、一年前には夢にも思っていなかったこと。

潮の 銀のかかとが 足首に触れた瞬間
靴に真珠の玉が溢れてくる

なんて素敵な表現なのでしょうか。
今も、潮騒の聞こえてくる部屋にいますが、この一文の中に拡がる風景を噛み締めつつ、版画と共に、この音も一緒に届けることができたら良いな、と思います。