
■ 描いているもの
版画のモチーフは、心に残った風景、身近な動植物、変哲の無い日用品、天使や架空の動物たち。
版画作品を日々の暮らしの傍らに、そっと置いて欲しいと願い、 制作しています。

■ 略歴
横浜生まれ
1998年-2000年 創形美術学校にて版画を専攻
2000年-2006年 山梨県北杜市の創作工房「人力宇宙船」にて、早川薫太郎氏に師事し、制作助手をしながら木工・建築・農の基礎を学ぶ
2007年「版画工房Nao」を設立
2007年-2019年 東京都・神奈川県を中心に制作活動を行う
2019年 工房名を「版画ゆうびん舎」に変更
– 東京都町田市より福井県福井市の越前海岸エリアへ移住
現在福井県福井市在住

■ 主な実績
2014年 広告イラストレーション担当(「クロワッサン」掲載)
2015年「里中トヨ子リサイタル」舞台美術制作 銀座王子ホールにて
2018年「ノスタルジックな読書」港の人書房出版 表紙絵制作
2018年「カフェリリー」店内壁画制作 福井県坂井市
2017年-2019年 版画教室「版画ゆうびん舎」を主催
2019年 あわら市出身の東京焼き菓子店「栗のみ堂」商品ラベル提供
2019年「共栄堂アートプロジェクト」ワインラベル版画制作
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■ 地域おこし協力隊として
2019年12月より、福井県福井市の越廼(こしの)・国見(くにみ)地区の地域おこし協力隊へ就任しました。
同世代の地元の事業者の方達のこの土地を愛する想い、特に「越前海岸盛り上げ隊」の方達の発想の豊かさに感銘を受け、地域の方々とともに、地方の過疎化、都心への人口集中という深刻な問題を少しでも解決する為に、自分のこれまでの経験や可能性を生かしたいと思いました。
海あり山ありの自然豊かな地で、子育てをしたかったというのも理由の一つです。版画家として創造的な仕事をする上で最も大切なのは、自然を観察し多くを学ぶこと、また社会を知ること、そして目の前の暮らしを慈しむことだと思っています。
福井県は伝統工芸も盛んで、古き良きものを大切にしながら、新しいものを取り入れてゆくことにも、積極的に取り組んでいる動きがあるところも魅力的です。特に越前和紙は、木版画でも使わせていただくので、生産の現場など見学させていただきながら、関わってゆけたらと思っています。