おさのなおこが綴る越前海岸からの版画の便り
瓦屋根の古い家並み、潮騒を聴きながら。昔見た夢の中で見たようなどこか不思議な懐かしさ。路地をぬけ、また次の路地に入る。
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3月の誕生日。ご近所の方からプレゼント。「簡単に煮るだけで美味しいよ。」と、包みを一つ、いただきました。
釣り人が一人、海に向かう姿。父が生きていたら、ここに来て、釣りを思い切り楽しんでくれただろうな。釣り人に出会うたびに思います。
木登りにブランコ遊び、枝集めをして焚き火に、美味しそうな草や木の葉を見つけてヤギの餌やり、鶏の卵とり。
「朝まだき」で始まる海辺が舞台の詩を、水仙の花咲く越前海岸の風景に置き換えて、木版画にしました。版画と共に、この潮騒も一緒に届けることができたら良いのに、と思います。